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TOP > Web会議コラム一覧 > ウェビナーを無料で開催するには?無料のウェビナーツールで
オンラインでセミナーやイベントを開催するニーズが高まっていますが、まずはコストがかからない無料のウェビナーツールを試してみたいという人も多くいます。
この記事では、無料でウェビナーが行えるツールと概要をご紹介します。
無料ツールのメリット・デメリットについても合わせてご紹介するので、ウェビナーのために無料ツールを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
「ウェビナーとは?ウェビナーでよくあるトラブルを避けるための、ツールの選びのポイント」については、「利用急増で話題のウェビナー!失敗しないツール選び」 をご覧ください。
無料でウェビナーを開催できる代表的な4つのツールをご紹介します。
YouTube Live
YouTube Liveではライブ配信ができ、配信した後は自動でYoutube動画として保存され、保存期間に制限はありません。
参加者からのコメントによって反響を確認でき、SNSなどへ共有できる機能もあります。
限定公開URLにするとURLを知っている人だけに限定して配信できます。
●専用アプリの必要性
専用アプリは必要ありません。
●参加者・参加可能人数の制限
参加者はGoogleアカウントがなくてもウェビナーに参加できます。
参加可能人数の制限はありません。ただし、モバイルでライブ配信するには制限があるので注意が必要です。
●接続時間制限
時間制限はありません。
しかしライブ配信が12時間を超えた場合には、その配信のアーカイブが作成されなくなります。
●ライブ配信
ライブ配信が可能です。
●録画
録画機能自体はついていませんが、ライブ配信映像は、自動的にアーカイブされます。
●チャット・アンケート・Q&A
チャット機能でライブ配信中に参加者がコメントを投稿できます。
●効果測定
YouTubeのアナリティクス機能でウェビナーを分析できます。
●サポート体制
YouTubeヘルプのページで知恵袋のように他の人の意見を見て参考にできます。
Facebook Live
Facebook Live ではFacebookの友だちやフォロワーにライブ配信できます。
動画の配信中はフォロワーのタイムラインに動画が表示されるので、フォロワーの興味を惹くことができます。
ライブリアクション機能では、リアルタイムで参加者の反応を確認できます。
グループを設定することができ、限定したユーザーに配信することも可能です。
●専用アプリの必要性
専用アプリは必要ありません。
Facebookの画面から配信を行えます。
●参加者・参加可能人数の制限
参加できる対象者はFacebookユーザーです。
参加可能人数の制限はありません。
●接続時間制限
接続時間制限があり4時間まで可能です。
●ライブ配信
ライブ配信が可能です。
●録画
録画機能自体はありませんが、ライブ配信後に動画として保存することができます。
●チャット・アンケート・Q&A
チャットで参加者とコメントをやりとりできます。
●効果測定
ライブ参加者のピークやリアクションなどの数でウェビナーの効果を分析できます。
ウェビナーの配信中にそれぞれの指標が時間の経過につれてどう変化したか確認することも可能です。
●サポート体制
Facebook Liveのヘルプセンターでよくある質問の答えが確認できます。
Zoom
Zoomはビデオ会議ツールとして広く使われていますが、小規模人数向けならウェビナーで利用することができます。
バーチャル背景が利用でき、自宅から会議に参加する際に自宅が映ってしまうのを防げるという効果があります。なお、様々なウェビナー機能を備えた「Zoomビデオウェビナー」を利用するには、有料版の契約が必要です。
●専用アプリの必要性
スマホを使って参加する場合は、Zoomの専用アプリが必要です。
●参加者・参加可能人数の制限
参加者もアプリをインストールする必要がありますが、アカウント登録は必要ありません。
無料版では最大100人まで参加できます。
●接続時間制限
無料版では接続時間制限があり、40分まで接続可能です。
●ライブ配信対応
通常のビデオ会議と同様にリアルタイムでのやり取りはできますが、「Zoomビデオウェビナー」でのライブ配信は無料版ではできません。
●録画
無料版にも録画機能はありますが、クラウド保存するには有料版ライセンスが必要です。
●チャット・アンケート・Q&A
チャットが可能です。チャット機能を利用してQ&Aに活用することは可能です。無料版ではアンケートやQ&A機能は利用できません。
●効果測定
無料版では効果測定は利用できません。
●サポート体制
Zoomのヘルプセンターがあり、チャットで質問できます。
Google Meet
Google Meetは、無料で利用できるビデオ会議ツールです。ビデオ会議の機能を利用して小規模向けのウェビナーに活用できます。
新型コロナウイルスの影響によって、有料のG Suite Essentials を 2020 年 9 月 30 日まで無料で利用でき、本来無料版では使えない機能が使えるようになっています。
●専用アプリの必要性
ブラウザでも利用できます。
●参加者・参加可能人数の制限
参加するにはGoogleアカウントが必要です。
通常は無料版では最大100人までですが、 2020年9月30日までは最大250人まで参加できるG Suite Enterprise Essentialsが無料でできるようになっています。
●接続時間制限
通常は無料版では接続時間制限があり60分までですが、 2020年9月30日までは最大300分まで接続できるG Suite EssentialsおよびG Suite Enterprise Essentialsが無料で利用できます。
●ライブ配信
通常のビデオ会議機能でリアルタイムのやり取りが可能です。
●録画
通常、無料版では録画はできませんが、2020年9月30日までは録画機能がついたG Suite Enterprise Essentialsが無料で利用できます。
●チャット・アンケート・Q&A
チャット機能を利用できます。
●効果測定
ウェビナーの効果測定としての機能はありません。
●サポート体制
Google Meetのヘルプセンターでよくある質問の答えが確認できます。
少人数向けのウェビナーであれば、ZoomやGoogle Meet などのWeb会議ツールの無料版を利用してウェビナーを行うことができます。
また無料でSNSライブ配信機能を利用する場合には YouTube LiveやFacebook Liveが便利です。
無料ツールはコストがかからず手軽にウェビナーを開催できますが有料のウェビナー専用ツールに比べて参加できる人数や機能が限られます。
また、サポートやセキュリティ機能にも不安が残るため、ビジネスシーンには不向きです。
ビジネスシーンにおけるウェビナーでは、有料版のウェビナー専用ツールを利用する方が良いでしょう。
ウェビナーツール選びについてもっと知りたい方は、「利用急増で話題のウェビナー!失敗しないツール選び」の記事もご覧ください。
無料で利用できるツールは複数あり、それぞれによって特徴、利用できる機能、参加できる人数などが異なっています。
無料ツールはコストをかけずにウェビナーを開催できますが、有料ツールに比べて参加できる人数などの制限が多く、サポートやセキュリティにも不安が残ります。
ビジネスシーンで利用する場合には、有料のウェビナーツールがおすすめです。
無料ツールのような厳しい制限がなく、便利な機能も多くあります。
セキュリティ面も万全で、サポートもしっかり対応しているので安心して利用できます。
有料ツールにも様々なものがあるので、開催したいウェビナーの内容や用途に合わせて最適なツールを選ぶことが大切です。
「ウェビナーツールに興味はあるけれど使い方がよくわからない」「自社がやりたいことが実現できるのか知りたい」など、ウェビナーツールについて不安な点があれば豊富な実績を持つエキスパートのPGiにご相談ください。
関連ホワイトペーパー「ありがち“トラブル”から見えてくるウェビナーツール選びの条件」では、ウェビナーにありがちなトラブルを紹介しながら、ウェビナーツールの選び方についてご説明します。
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■ ウェビナーの本質を考えた時、極力避けたい“残念な事態”とは
■ ストリーミング系ベースのウェビナーなら、しっかり管理できて安心
■ 自分たちでできるか不安…という企業はサポート付きスポット契約型を
また、実際にウェビナーを開催する前に、ウェビナーでやりがちな失敗と解決策を事前に知っておくと良いでしょう。
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